目標の解像度とやる気

フォアグラの話

 

フォアグラを食べてみたい!

という目標はありだが、そこに労力をかけることはできない。なぜなら「美味しいかわからないし、生活に必要ないから」だ。得ることによって喜びがあるのかないのか確定できないものに、労力をかけることはできない。


ただし、数々のフォアグラを食べまくり、寝ても覚めてもフォアグラのことを考えていてフォアグラに対する解像度が高い状態であれば、「いつか、幻のフォアグラを食べてみたい」という目標は労力を賭けるに値すると思えるのではないか。

 

飛行機で30時間のところにある国の、さらに空港からさらに片道6時間かけてようやく辿り着く山奥の村で、年間数十gしか取れないフォアグラがあるという。お金と時間をかけていく価値があるだろう。